こどものページ

本のしょうかい2021年

図書館にある本の中から、おすすめの本を紹介(しょうかい)していきます。
ぜひ読んでみてください。

幼児から

わたしたち
watashitachi バロマ・バルディビア/作
星野由美/訳
岩崎書店
もしもわたしがひつじなら、あなたはこひつじ。でもいつか、あなたは遠くへ飛び立って、違う姿になって帰ってくるかもしれない……。
時が過ぎ、遠く離れ、例え姿かたちが変わってしまっても、変わらないものがある。そんな優しい「わたしたち」親子の物語です。
(幼児から)
キリンのなやみごと
kirinnonayamigoto ジョリ・ジョン/さく レイン・スミス/え
岡野佳/やく
化学同人
「このくび、いやなんだ。ほんと、いいとこない。」長すぎ、細すぎ、曲がりすぎ。キリンのエドワードは、自分の首が好きになれません。しかしある日、同じように自分の首がいやだという、カメのサイラスと出会い…。
自分のことが好きになれる絵本です。
(幼児から)
妖怪俳句
youkaihaiku 石津ちひろ/俳句 広瀬克也/絵
絵本館
いったんもめん、ゆきおんな、のっぺらぼう……妖怪たちが過ごす春夏秋冬を、俳句で紹介する絵本です。五・七・五の十七音で表現された、ときにユーモアたっぷり、ときにちょっと切ない妖怪たちの暮らしを、こっそり覗いてみませんか。
(幼児から)
水族館-いきものとひとのいちにち-
suizokukan ほりかわあやこ/さく
福音館書店
ある水族館のいちにちのおはなしです。水族館ではたらくひとのおしごとや、ふだんはなかなかみることができない水族館のうらをのぞいてみましょう。
(幼児から)
 
まんげつのよるのピクニック
mangetunoyoru のむらうこ/著
みらいパブリッシング
まん月のよるに、なかよしの友だちとピクニックをたのしんだカモノハシくん。
その帰りにみずうみで、かがやくおつきさまをつかまえました。
友だちにもみずうみのおつきさまを見せてあげようと、つぎのまん月のよる、カモノハシくんはピクニックに出かけます。でも、なんだか森のようすがおかしくて…?

(幼児から)
 
みちとなつ
michitonatsu 杉田比呂美/さく
福音館書店
都会で暮らす物静かな「みち」と、海辺で暮らす活発な「なつ」。出会うはずのなかったふたりを引き合わせたのは、夏の海と、ほんの小さな共通点でした。
小さな偶然が素敵な出会いに繋がる、優しい物語です。

(幼児から)
お月さんのシャーベット
otukisannnoshabetto ペク・ヒナ/作・長谷川義史/訳
ブロンズ新社
あまりに暑くて、とけてしまったお月さま。そのしずくで作ったシャーベットをみんなでたべたら、すうーっと冷たくてあまーいのです。暑い夏の夜にぴったりの絵本です。

(幼児から)
 
かんじるえ
kannjirue 大谷陽一郎/さく
福音館書店
文字がない絵本?と思ったら、よく絵を見てみてみましょう。実(じつ)は、この絵本の絵はぜんぶ漢字(かんじ)でえがかれています。海も花火も夕焼(や)けも。
どんな漢字がかくれているか見つけられるでしょうか。
(幼児から)
おせんべいわれた
osenbeiwareta 岡田よしたか/著
出版ワークス
おせんべいがテーブルに落ちて、パリンッ!と割れました。
割れたおせんべいのかけらは、よく見ると何かの形に似ています。「あれぇ、ぼくは ひょっとしたら…」バナナの形に似たかけらは本物のバナナに近づいて、「バナナくん、いっしょに あそぼ」と声をかけて…。
色々な形のおせんべいのかけら、あなたは何の形に見えますか?
(幼児から)
 
ぼくはひとりで
bokuwahitoride フン・グエン・クアン/作・絵   
フイン・キム・リエン/作・絵   
ダフネ・リー/原書編集   
はっとり こまこ/訳
冨山房インターナショナル
少年アンは、夜明け前、ひとりでボートに乗ってどこへ行くのでしょうか。
ベトナムの南東の地域では、雨季になるとメコン川の水が増え、船やボートで移動するようになります。なかには、自分でボートをこいで学校へ行かなければならない子どもの姿も……。
世界の子どもたちの暮らしを知ることができる絵本です。
(幼児から)
くまちゃんがちいさくなっちゃった
kumachannga トム・エリヤン/文 
ジェーン・マッセイ/絵 
なかがわちひろ/訳
光村教育図書
おとうさんが小さい“ぼく”にくれた、大好きなぬいぐるみ“くまちゃん”は、とっても大きいぬいぐるみでした。“ぼく”がどんどん大きくなると、逆に“くまちゃん”はだんだんちいさくなって…。
子どもの成長を、子どもの視点で描いた絵本です。
(幼児から)
 
ねたふりゆうちゃん
netafuriyuu 阿部結/著
白泉社
ゆうちゃんは、いつも寝たふりをします。それは、お母さんが抱っこして、おふとんに入れてくれるから。ある日、お母さんと公園へでかけたゆうちゃんは、ここでも寝たふりをします。でも今日はいつもと違って……。
誰でもきっと経験のある「寝たふり」を描いた、微笑ましい絵本です。
(幼児から)

 
パンダどうぶつえん
panndadoubutuen おおのこうへい/さく・え
PHP研究所
なんでこの動物園はお客さんがこないんだろう。困ってしまった園長さんは、動物園にパンダを呼ぶことを思いつきます。パンダを選ぶためオーディションを開いた園長さんでしたが、そのオーディションに集まったパンダはよく見るとニセモノパンダたちで…?
(幼児から)

 
おてがみ
otegami たちもとみちこ/さく・え
教育画劇
ある日、おばあちゃんからお手紙をもらったこぶたちゃん。うれしくて、さっそくお返事を書きました。おかあさんと一緒に住所を書いて、切手をはって、赤いポストにぽとん。さあ、お返事はくるでしょうか?
お子さんと一緒に、お手紙を書きたくなる絵本です。
(幼児から)
 
バジとあかいボール
bajitoakai 松丘コウ/作・絵
 
フレーベル館
歌うことが苦手な子牛のバジは、歌のテストがいやでたまりません。ある日、時間を進めてくれる魔法のボールを見つけましたが…?苦手なこと、いやなことにも一生懸命取り組んで克服するのを応援してくれる絵本です。(幼児から)
みそしるをつくる
misosiruwo 高山なおみ/文
長野陽一/写真
 
ブロンズ新社
おみそしるを作りましょう。大きいおわんと小さいおわんに、お水をたっぷり入れて、おなべにとぷん。こんぶとにぼしを泳がせます。
子どもたちが自分でおみそしるを作れるよう、作り方を紹介した写真絵本です。大人が読んでも、改めておだしをとるところから作ってみたくなりますよ。(幼児から)
にんじゃじゃ!
ninnjaja 岡本よしろう/作
 
文溪堂
おとのさまがだいじにしているちょんまげを盗んだ忍者。おとのさまは忍者を城中探します。忍者はいったいどこに消えたのでしょうか?みなさんもおとのさまと一緒に、隠れた忍者を探してみましょう!「忍者はどこかな?」と探しながら大人も子どもも一緒に楽しめる絵本です。(幼児から)
どろぼうねこのおやぶんさん
dorobounekonooyabun 小松申尚/ぶん
かのうかりん/え
 
文芸社
「きょうのてんきは、はれのちさんま…。」
ただで魚が降ったら、魚が売れなくなってしまうとすっかり困った魚屋さん。
そこにやってきたのは、どろぼうねこのおやぶんさんです。
「さかなやさんには、いつもさかなをぬすませてもらってるからしかたがないな。おれがひとはだぬぐとしよう。」
このどろぼうねこのおやぶんさんは、どろぼうなかまを集めると…?(幼児から)
 
ガチャガチャぽん!
gachagachapon ナカオマサトシ/ぶん
森あさ子/え
 
マイクロマガジン社
みなさんはガチャガチャ、すきですか?
このえほんでは、おべんとうばこやジュース、おやつなど、いろいろなガチャガチャがでてきます。
たくさんまわしてあそんじゃおう!(幼児から)
あぁ、アジのひらきがたべたいっ!
aaajinohiraki かねまつすみれ/作 
青山友美/絵
 
文研出版
店先に干してあったアジのひらきをねらっていた、猫のおいらですが、目の前で他の猫に取られてしまいます。「ああ、たべたかった。たべたかった。たべたかった。」あまりにもたべたかったので、おいらにはなんでもかんでもアジのひらきに見えてきて…。おいらの想像力に思わず引きこまれてしまう、楽しい絵本です。
(幼児から)
 
このかみなあに?-トイレットペーパーのひみつ-
konokaminaani 谷内つねお/作
福音館書店
トイレットペーパーはその名のとおりトイレで使う紙ですが、どんな特徴があるのでしょうか?たくさん重ねて上からたまごを落としてみたら・・?トイレットペーパーをよじってみると・・?たくさんの写真から、トイレットペーパーの秘密がわかる絵本です。(幼児から)
ミツバチたち
mitubati カーステン・ホール/文
イザベル・アルスノー/絵
青山南/訳
 
化学同人
ミツバチがどのように花のミツを集めているか知っていますか。ミツバチの生態や巣の中の様子、ハチミツのひみつがよくわかります。ミツバチたちに会える春はもうすぐですよ。(幼児から)
 
ねこはすっぽり
nekowasu 石津ちひろ/文 松田奈那子/絵
こぐま社
「のびーん」「がりがり」「ぴとーん」。音だけで、ねこが何をしているが想像できてしまいませんか?声に出して読むと楽しい音と、のびのびとした線で自由なねこの姿を描いた絵本です。(幼児から)
アルマの名前がながいわけ
aruma フアナ・マルティネス‐ニール/作
宇野和美/訳
ゴブリン書房
アルマの名前はアルマ・ソフィア・エスペランサ・ホセ・プーラ・カンデラ。とても長くて、書くのも大変です。あるとき、名前にこめられたひとつひとつの家族のものがたりをパパが教えてくれます。
みんなの名前にはどんなものがたりや思いがこめられているでしょうか。(幼児から)
サディがいるよ
sadiga サラ・オレアリー/文
ジュリー・モースタッド/絵
横山和江/訳
福音館書店
サディがなによりも好きなのは、おはなしです。なにもないところから、なんでもつくりだせるところがお気に入り。みなさんもサディみたいに、本やおはなしを楽しんでみませんか?(幼児から)
 
ブウさん、だいじょうぶ?-ともだちがたいへんなことになっていたら-
buusan バレリー・ゴルバチョフ/作
かわしま まなみ/訳
山烋
今日はやぎのメエさんが、おとなりのぶたのブウさんの家に遊びに行く日です。メエさんがおとなりをのぞいてみるとブウさんが泣いていました。メエさんはブウさんのために何かしてあげたいといろいろ考えますが・・。友だちを思うメエさんの姿に、優しいきもちになれる絵本です。(幼児から)

 

小1・2年生から

しりとり電車のハヤイチくん
siritoridensha 別司芳子/作
しんやゆう子/絵
文研出版
「ひかり りゅうおう うみねこ こだま。」電車(でんしゃ)としりとりがだいすきで、じゅぎょうちゅうもじっとしていないハヤイチくん。小学2年生のさくらは、そんなハヤイチくんがにがてでしたが…。
ともだちのやさしさと、ともだちへのやさしさに気づかせてくれるおはなしです。
(小1・2年生から)
街どろぼう
matidorobou junaida/著
福音館書店
ひとりぼっちの巨人(きょじん)は、さみしくなって、ふもとの村を自分のすむ山のてっぺんに持(も)ち帰ります。
しかし、たくさんの人に囲(かこ)まれても、巨人はひとりぼっちのままでした。そんなある夜、巨人がだれもいなくなったふもとへおりていくと…。
一人きりのさみしさと、人に囲まれているのに感(かん)じるさみしさ、ただ一人の心通じ合える友との大切さを感じるお話です。
(小1・2年生から)
きのこのこのこふしぎのこ
kinokofusigi  
ひさかたチャイルド
秋のおいしい味覚(みかく)、きのこ。きのこはどのように大きくなるのでしょうか。
あかやあお、しろなどいろんな色があって、その形もいろいろ。
きのこの世界(せかい)をいっしょにのぞいてみましょう。
(小1・2年生から)
ふしぎな月
fusiginatuki 富安陽子/文 吉田尚令/絵 
理論社
夜空に浮かぶふしぎな月は、どのような場所(ばしょ)にも光をなげかけます。林の中にも、のはらにも、海や町、サバンナやジャングル、そして、戦場(せんじょう)の夜空にも。秋は、中秋の名月や十三夜など、月をいしきする日も多いですよね。月を見上げて、あなたも思いをはせてみませんか?
(小1・2年生から)
リトル・アイ ・をなくしたiのはなし
litoruai マイケル・ホール/作
町田淳子/訳
 
 
子どもの未来社
この絵本は、アルファベットの文字や記号(きごう)たちのおはなしです。小文字のiの、上の・(点)が落っこちて、iがアイじゃなくなって、・をさがすたびに出るのです。文字や記号の形やいみが、ぼうけんをもりあげてくれます。
(小1・2年生から)
つくしちゃんとおねえちゃん
tukusichan いとうみく/作 
丹地陽子/絵
福音館書店
つくしちゃんには2つ年上のおねえちゃんがいます。おねえちゃんは頭がよくて、ものしりで、ちょっとおこりっぽくて、いばりんぼうだけど、自慢(じまん)のおねえちゃんです。
おたがいを思い合うやさしい姉妹のおはなしです。
(小1・2年生から)
葉っぱにのって
hapani 濱野京子/作 
しろさめ/絵
金の星社
葉っぱのようせいクルミは、いつもひとりぼっち。
ほかのようせいたちのように、子どもと友だちになりたいけれど、なかなか声(こえ)がかけられません。
クルミはある日、じぶんとおなじようにひとりぼっちでさみしそうにしている女の子を見つけます。女の子がけがをしているのを見たクルミは、たすけをよぼうとしますが…。
はずかしがりなようせいの見せる勇気(ゆうき)ややさしさに、元気をもらえるおはなしです。
(小1・2年生から)
おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで
osusiyasan おかだだいすけ/文
遠藤宏/写真
岩崎書店
おいしいおすしは、どうやって出来ているのでしょう?生きていた魚やイカが、さばかれ、銀(ぎん)シャリの上におさまって、わたしたちの口に入るのです。いただきます、ということばのいみをもういちど考えたくなるしゃしん絵本です。
(小1・2年生から)

 
きみのなまえ
kiminonamae あんずゆき/作
かなざわまゆこ/絵
 
佼成出版会
学校の帰り道、かいぬしのいないよごれた犬を見かけたたくとは、その犬のことがとても気になります。犬が大好きなお母さんといっしょに、さがしに行くと…。思いがけないラストに、心があたたまります。(小1・2年生から)
 
自由帳みせて!
jiyuuchou すずきこうせい/文・イラスト
 
福音館書店
この本にのっているのは、ここ数十年の小学生のみなさんの自由帳(ちょう)からえらばれた絵だそうです。”自由帳”の名前のとおり、ほんとうに自由にいろいろなものが書かれています。みなさんの、あそび時間のヒントもみつかるかもしれませんよ。(小1・2年生から)
 
地球のことをおしえてあげる
tikyuunokoto ソフィー・ブラッコール/作・絵
横山和江/訳
すずき出版
宇宙(うちゅう)から来る友だちに、わたしたちがすんでいる地球(ちきゅう)がどんなところかしょうかいするとき、どんなことを話しますか?
そんな日のことを考えながら読むのも楽しいですね。(小1・2年生から)
しゅくだいなかなおり
shukudai 福田岩緒/作・絵
PHP研究所
まことは、転(てん)校してきてからはじめてできた友達(だち)のしんごと鉄道公園(てつどうこうえん)にあそびにいくのをとても楽(たの)しみにしていました。
けれどまちあわせの日、バス停(てい)にしんごはやってきませんでした。次(つぎ)の日、しんごはいつもと変(か)わらず話(はな)しかけてきて…?(小1・2年生から)
 
このまちのどこかに
konomatinodokoka シドニー・スミス/さく
せなあいこ/やく
評論社
この絵本は、こどもがバスにのっている場面(めん)からはじまります。こどもはだれかのことを考え、心の中で、だれかにやさしく語りかけています。このまちのどこかにいるのは、こどもでもあり、だれかでもあるのです。(小1・2年生から)
 
すきなことにがてなこと
sukinakoto 新井洋行/作
嶽まいこ/絵
くもん出版
スポーツはだいすきだけど、みんなのまえではっぴょうするのはにがてな子。はっぴょうするのはすきだけど、どうぶつがにがてな子。どうぶつはだいすきだけど、うたうのはにがてな子もいます。ひとそれぞれすきなことがあって、にがてなことがあります。すきとにがては、どこかでつながっているのかもしれませんね。(小1・2年生から)
マザーテレサ(小さなひとりの大きなゆめ)
mazateresa マリア・イザベル・サンチェス・ベガラ/文
ナターシャ・ローゼンバーグ/絵
なかがわちひろ/訳
ほるぷ出版
1997年になくなった、マザーテレサを知っていますか?インドでまずしいひとたちをたすけ、そのかつどうはせかいにひろがっていきました。はじめて読むのにぴったりの、やさしい伝記(でんき)です。
(小1・2年生から)
ネコとなかよくなろうよ
nekoto トミー・デ・パオラ/作
福本友美子/訳
光村教育図書
ネコをかってみたい人はいますか?そんな人は、この絵本でネコのことをいろいろ知ってみてください。ネコのしゅるい、れきし、いいつたえや、かいかたなどがやさしく書かれています。(小1・2年生から)
あたしは花ムーラン
atasiwahoamuran チンウェンチュン/文 ユイロン/絵
中由美子/訳
樹立社
むかしむかし、中国のムーランといううつくしいむすめは、けがをしたお父さんのかわりに10年以(い)上も男のふりをして戦場(せんじょう)でたたかいました。
そんなムーランにあこがれる、げんだいの女の子。ムーランのおはなしと、げんだいの女の子のムーランへの語りかけがまじりあう、ふしぎなしかけ絵本です。(小1・2年生から)
レミーさんのひきだし
remisan 斉藤倫/作 うきまる/作
くらはしれい/絵
小学館
ひとりぐらしのレミーおばあさんは、ひきだしの中にとっておきの空きばこや空きびん、リボンをたくさんとってあります。きれいなジャムやおくりものを入れたりするのです。ある日、レミーおばあさんにもすてきなことがおこります。さて…?(小1・2年生から)

小3・4年生から

世界のことわざ-ものの見方が変わる!-
sekainokotowaza 時田昌瑞/監修
ナツメ社
世界のユニークなことわざを集めた本です。
各国の文化や習慣といった背景から、どのようにことわざが生まれたのかわかります。
日本のことわざと似ているものがあるか探してみるのもおもしろいですよ。
(小3・4年生から)
予防・手当・体づくり ケガと病気から体をまもる
yobouteate 鈴木和弘/著 近藤とも子/著 オーモリシンジ/絵
国土社

とつぜん、ケガをしてしまったら?急に具合がわるくなったら?
この本では、こまったときの応急(おうきゅう)手当や、ケガや病気を予防(よぼう)するための体力づくりなど、みなさんの健康をまもるためのヒントをしょうかいしています。正しい手当法を知り、それをすぐに使えるということは、生きるための一つの大きな力になります。
(小3・4年生から)
森の歌が聞こえる
morinouta 小手鞠るい/著 平澤朋子/絵
光村図書出版
お母さんの妹、あかりちゃんが住むアメリカの森のおうち。そこではかわいい動物や、すてきなものとの出会いがたくさんあります。
また、主人公の風花が友だちに送る手紙を通して家族関係や、思いを伝える大切を感じることができます。
読んでいると、本当に森の歌が聞こえてきそうな、物語に引き込まれていく作品です。
(小3・4年生から)
スティーブン・ホーキング ブラックホールの謎に挑んだ科学者の物語
sutibunhokingu キャスリーン・クラル/文
ポール・ブルワー/文
ボリス・クリコフ/絵
さくまゆみこ/訳
 
化学同人
宇宙(うちゅう)の研究で有名な物理学者スティーブン・ホーキング。小さいころから、本を読んだり、星をながめたり、機械を分解(ぶんかい)したりするのがだいすきな少年でした。
ALSという病気とたたかいながらも、好奇心(こうきしん)を失わず、挑戦(ちょうせん)し続けた人生を描(えが)いた伝記絵本です。
(小3・4年生から)
博物館のバックヤードを探検しよう!博物館のすごい裏側大図鑑
hakubutukannobakku DK社/編
 小林玲子/訳
 
河出書房新社
この本では、世界中の博物館がどんなところなのか、どうやって展示(てんじ)物を集めたり保存(ほぞん)したりしているのかなど、いつもは見えないところがしょうかいされています。読んだ後、次に博物館に行くのがもっと楽しみになりそうです。

(小3・4年生から)
青のなかの青 ―アンナ・アトキンスと世界で最初の青い写真集―
aononaka フィオナ・ロビンソン/さく 
せなあいこ/やく
評論社
ほとんどの女の子が教育をうけられなかった19世紀(せいき)。アンナ・アトキンスは、植物学者になり、「世界で最初(さいしょ)の女性写真家」としても知られるようになりました。アンナがどのようにして自分の世界を切り開いていったかを描(えが)く絵本です。
(小3・4年生から)
ニッポン第1号ものがたり
nippondaiiti 楠木誠一郎/著
講談社
みなさんもよく知っている食べ物や、学校の行事、それから日本地図も、日本で初めて作られたり、行われたりした日があるのです。「そんなにむかしからあったの?!」とびっくりすることも。
れきしの勉強を楽しむ、第一歩になりそうな本ですよ。
(小3・4年生から)
みゆは落とし物名たんてい!
miyuwa 花田しゅー子/作
ドーリー/絵
刈谷市教育委員会
みゆは3年2組の落とし物係です。本当は、ほかの係になりたかったみゆですが、落とし物のもちぬしをさがす「名たんてい」の係が、たのしくなってきました。ある日、クラスの友だちから「なくしたものをさがしてほしい」という依頼(いらい)がきて、さっそくさがしはじめましたが…。
(小3・4年生から)
プロから学ぶ修理ずかん-モノに対するすてきなキモチを育てよう!- 1 こわれたら
purokaramanabu  
フレーベル館
ものがこわれたとき、すてる前に修理(しゅうり)して使うことはできないか考えてみましょう。身の回りのものの修理方法がイラストでわかりやすく紹介(しょうかい)されています。家具や文化財(ぶんかざい)などの修理のプロの仕事もみることができますよ。(小3・4年生から)

シリーズの一覧へ
 
世界を変えた15のたべもの
sekaiokaeta テレサ・ベネイテス/文
フラビア・ソリーリャ/絵
轟志津香/訳
中野明正/日本語版監修
大月書店
わたしたちがふだん食べているブドウ、バナナ、ジャガイモなど、今では世界中で食べられていますが、いつどのように世界に広まっていったのでしょうか。この本では15のたべものの歴史(れきし)や食べ方などが紹介(しょうかい)されています。(小3・4年生から)
大注目!写真とイラストでわかる大正時代をのぞいてみよう
taishoujidaionozoi 『大正時代をのぞいてみよう』編集委員会/編著
汐文社
大正時代は、今からおよそ100年前の時代です。外国の文化がたくさん日本に入ってきて、食べ物や服装(そう)、髪(かみ)型(がた)や建(たて)物など様々なものに西洋文化がまざっていきました。
今の日本の始まりとなった大正時代をのぞいてみませんか。(小3・4年生から)
ホオナニ、フラおどります
hoonani ヘザー・ゲイル/文
ミカ・ソング/絵
クウレイナニ橋本/訳
さ・え・ら書房
12さいの少女ホオナニは、「自分は男と女のまんなかにいる」といつも思っていました。ある日、学校で男子フラのチームのオーディションがひらかれることになり、ホオナニもテストをうけることにしたのですが、ねえさんのカナは「はずかしい!」といいます。
ホオナニの思いは、おどりは、みんなに伝わるのでしょうか。実話をもとにしたお話です。(小3・4年生から)
カラスのいいぶん 人と生きることをえらんだ鳥 ノンフィクション・生きものって、おもしろい!
karasunoiibun 嶋田泰子/著
岡本順/絵
童心社
いつもごみをねらっている、真っ黒で大きな鳥、カラス。ついでに人間のこともみはっているようで、ちょっとこわいこともありますね。なぜこんなに人間に近いところでくらしているのか、カラスにも理由があるようなので、それを聞いてみませんか。
(小3・4年生から)
山をつくる-東京チェンソーズの挑戦-
yamaotukuru 菅聖子/文
小峰書店
山には木が生えています。でも、その木を手入れしないと、山はあれてしまいます。未来のために“山をつくる”、現(げん)代のわかききこりたちの挑(ちょう)戦を、もっとわかいみなさんに知ってもらえる、ノンフィクションです。(小3・4年生から)
太郎の窓
tarounomado 中島信子/著
汐文社
お父さんはいつも「男らしくしろ」と言いますが、太郎(たろう)は男らしくなんてしたくありません。ミニカーよりもぬいぐるみであそびたいし、ズボンよりもスカートをはきたいと思うのです。そんな太郎(たろう)のことを、おばあちゃんはわかってくれますが…。心と体のちがいになやむ太郎(たろう)の、成長(せいちょう)のものがたりです。(小3・4年生から)
おじいちゃんとの最後の旅
ojiichantono ウルフ・スタルク/作
キティ・クローザー/絵
菱木晃子/訳
徳間書店
入院しているぼくのおじいちゃんは、亡(な)くなったおばあちゃんと二人で住んでいた家に、あるものを取りにもどりたいといいました。ぼくはそんなおじいちゃんのために、病院をぬけ出すカンペキな計画を立てます。おじいちゃんとぼくとの最後(さいご)の旅のお話です。(小3・4年生から)
ピーターラビットのふるさとをまもりたい-ビアトリクス・ポターものがたり-
pitarabittono リンダ・エロビッツ・マーシャル/文
イラリア・アービナティ/絵
おびかゆうこ/訳
廣済堂あかつき
ピーターラビットは、かわいいだけではなく、イギリスのいなかの美しさを守るのにも力をかしたウサギです。作者のポターがどんな風に生き、ピーターとともにいなかを守ったか、やさしく書かれた絵本です。(小3・4年生から)
あの恐竜どこにいた?地図で見る恐竜のくらし図鑑
anokyouryuu クリス・バーカー/著
ダレン・ナイシュ/著・監修
田中康平/監訳 喜多直子/訳
創元社
恐竜(きょうりゅう)たちがくらしていた場所やそのころの気候などを、地図といっしょにまとめた図鑑(ずかん)です。どんなところでどういうくらしをしていたのか、力強いイラストとたくさんの化石の写真でよく分かります。(小3・4年生から)

小5・6年生から

まるで魔法のような本当の話
marudemahou TERUKO/著
くもん出版
物語の中の魔法(まほう)が本当には存在しないことが悲しくてねむれないおひめ様のために語られる、魔法のような本当の話。不思議な植物や風景の秘密を、ひもといてみましょう。
(小5・6年生から)
古典がおいしい!平安時代のスイーツ
kotenngaoisii 前川佳代/著 宍戸香美/著  
かもがわ出版
古典といわれるむかしの文学作品にも、人々があまいものを楽しんでいた様子が出てきます。千年前の日本人が食べていたスイーツは、どういうものでしょうか?この本には、作り方ものっているので、作って、食べて、むかしの人のものの感じ方を想像してみるのも楽しそうです。
(小5・6年生から)
幸せな日々
siawasenahibi ミロ・ガヴラン/著  ao/絵 山本郁子/訳 
国土社
ペーロとユリッツァは、遊びに行く時もいたずらをする時も、いつもいっしょの大親友です。ある日、ペーロは家庭にある「なやみ」をかかえるようになって、ユリッツァに相談します。二人はいっしょに解決しようとしますが…。
クロアチアで大人気の作者がおくる、「友情」が「幸せ」へとつながる物語です。
(小5・6年生から)
こどもサピエンス史 生命の始まりからAIまで
kodomosapiensu ベングト=エリック・エングホルム/著
ヨンナ・ビョルンシェーナ/絵
久山葉子/訳
 
NHK出版
地球ができて、かなりの時間がたってから誕生した人類は、ゆっくりといろいろなことを変えながら進化してきました。どんな変化があったのでしょう。
カラーのイラストが多く、じっくり、楽しく読むことができるこども向けのサピエンス史です。
(小5・6年生から)
莉緒と古い鏡の魔法
riotofurui 香坂理/作
結布/絵
朝日学生新聞社
人に自分の気持ちを伝えるのが苦手な莉緒(りお)は、なんとなく日々をやり過ごすように送っていました。そんなある日、引っこした洋館の鏡がきっかけで、不思議なことが次々起こるようになって…?
言い返すのでもケンカするのでもなく、自分の意見を伝えて自分のことをわかってもらいたい。そんなあなたに勇気を持ってもらえるようなお話です。
(小5・6年生から)
千曲川はんらん ―希望のりんごたち―
tikumagawahanran いぶき彰吾/文
文研出版
2019年10月13日、長野県で千曲川(ちくまがわ)がはんらんしました。この物語は、被災(ひさい)した三つのご家族の体験と思いを描いています。水害とはどんなものなのか、悲しみの中に前を向くことはできるのかを考える、ノンフィクションです。
(小5・6年生から)
図書室の奥は秘密の相談室
toshositunoura 櫻井とりお/著
PHP研究所
あこがれのリベルタス学園中等部の図書委員になった葉月(はづき)。でも、この図書室には秘密(ひみつ)の相談室があり、次から次へと相談事がもちこまれます。そしてラストには、あっとおどろく結末が…。
1話5分で読めるショートストーリーが12話収録(しゅうろく)されています。お話に出てきた本の読書案内もあるので、ついつい、読んでみたくなるかもしれませんよ?
(小5・6年生から)
 
マンガでわかる世の中の「ウソ」から身を守る-情報との正しい接し方-
mangadewakaruyononaka 下村健一/監修
学研
SNSやインターネットで流れる情報には、本当のこともあれば、ウソのこともあります。ウソの情報にだまされてひどい目にあうことがないよう、情報とどうやって付き合っていけばよいのかが、マンガでわかりやすく書かれています。
(小5・6年生から)
 
精霊人、はじめました!
seireibito 宮下恵茉/作
十々夜/絵
PHP研究所
ぼくが、世界でたった一人だけの「精霊人(せいれいびと)」に!?
僕にも何か一つでも、得意なことがあればいいのに。一(はじめ)は、顔も性格も地味な自分が嫌いでした。そんなあるとき、花粉症(しょう)になったことをきっかけに一は精霊が見えるようになって…?(小5・6年生から)
ベランダに手をふって
berandani 葉山エミ/作
植田たてり/絵
講談社
輝は、自分と同じように父親をなくしているクラスメイト、香帆と仲良くなります。近く行われる運動会で、香帆がお母さんと二人三脚を走ることは、二人にとって「再出発」のきっかけとなるはずでしたが…。
輝の成長、そして輝を見守る周りの大人たちを見ていると、そっと背中を押してもらえるようなお話です。(小5・6年生から)
謎解きホームルーム
nazotokihomu 日本児童文芸家協会/編
新星出版社
サキの学校に新しくやってきた、ちょっとイケメン風の車六家睦(しゃろく いえむつ)先生。先生の提案(ていあん)で、毎週金曜日のホームルームで配られるミステリーのプリントの、謎解(なぞと)きをすることになりました。
「消えた手帳」「バスの完全犯罪」など、1話10分で読めるミステリー9話を収録(しゅうろく)しています。あなたも、名探偵(めいたんてい)になったつもりで謎解(なぞと)きにチャレンジしてみてください!(小5・6年生から)
探検!いっちょかみスクール 魔法使いになるには編
tankenicchokami 宗田理/作
静山社
「決めた。やっぱりわたし、魔法(まほう)使いになるよ!」
子どもの隠(かく)れた才能を見ぬき、「その道のプロ」にしてくれるというフシギな塾(じゅく)でユトリが選んだのは、魔法(まほう)使いになるコースでした。ユトリは本当に魔法(まほう)使いになれるのでしょうか。
『ぼくらの七日間戦争』の作者がおくる、コメディ・ファンタジーシリーズ第1巻です。(小5・6年生から)
鳥獣戯画と絵巻物-日本の文化を発信!-
choujuugiga 山本聡美/監修
あかね書房
世界にほこる現代日本の文化、“まんが”をさかのぼっていくと、むかしの“絵巻物”にたどりつきます。この本を読むと、絵巻物がとっても身近に感じられ、そのおもしろさ、そしてどうやって発展してきたのかがよく分かります。(小5・6年生から)
日向丘中学校カウンセラー室
hinata まはら三桃/著 めばち/装画
アリス館
日向丘(ひなたがおか)中学校のカウンセラー、綾さんのもとには、さまざまな悩みを抱えた生徒がやってきます。友達の作り方を教えてほしいという女の子、自分の居場所を見つけられない男の子…。綾さんと生徒たちの会話の中に、自分の心を軽くする糸口があるかもしれません。あなたも「カウンセラー室」で、ゆったりお話しませんか?(小5・6年生から)
消えたレッサーパンダを追え!ー警視庁「生きもの係」事件簿ー
kietaressa たけたにちほみ/文 西脇せいご/絵
学研プラス
「なんだって!動物園からレッサーパンダがぬすまれた!?」警視庁(けいしちょう)「生きもの係」の福原警部(ふくはらけいぶ)は、犯人捜査(はんにんそうさ)にのりだします。はたして、犯人をつかまえることができるのでしょうか?この本では、じっさいにあった事件(じけん)をしょうかいしています。(小5・6年生から)
星空をつくるプラネタリウム・クリエーター大平貴之
hosizoraotukuru 楠章子/作
文研出版
肉眼(にくがん)では見ることができない暗い星までも映(うつ)しだすことができる、プラネタリウム投影機(とうえいき)「メガスター」。これを発明した大平貴之(おおひらたかゆき)さんは、小学生のころから手作りでプラネタリウムを作っていました。何度失敗してもあきらめなかった大平さんの、これまでの歩みをしょうかいするノンフィクションです。(小5・6年生から)
もしもトイレがなかったら
mosimotoire 加藤篤/著
少年写真新聞社
トイレがどんなに大切な施(し)設なのか、考えたことがありますか?この本ではトイレの歴史や仕組み、うんちと健康の関係、災害時のトイレの工夫、そしてトイレでの感染症(しょう)対策など、トイレとうんちに関することをたくさん知ることができます。(小5・6年生から)
わくわく小惑星ずかん
wakuwakushouwaku 吉川真/監修
恒星社厚生閣
2020年12月に、小惑(わく)星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから採取したサンプルが地球に届きました。ところで、小惑星って何でしょうか?見えるのでしょうか?サンプルから、なにが分かるのでしょうか?
この本を読むと、はやぶさ2の次のミッションの成果がもっと楽しみになるかもしれません。(小5・6年生から)

【保護者の方へ】
図書館には多くの本があります。このページでは新しい本を中心に、お子さんにおすすめの本(調べものの本や物語の本、絵本など)を紹介していきます。ご家庭での読書や読み聞かせなどでご活用いただけると幸いです。

ふるいもの