子ども読書活動に関すること
学校図書室や公民館など平塚市内で、お子さんへの読み語りなどを通して読書の楽しさを伝える活動をしているボランティアの方から、図書館の利用方法や読書活動推進についてのご質問をいただいています。
大型紙芝居の種類が少ない。小学生向けの紙芝居を充実してほしい。
大型紙芝居は、発行されているほとんどのものを所蔵しています。今後もボランティア支援として購入していく予定です。
紙芝居は幼児・小学校低学年向けが多く、小学校中・高学年向けのものは発行そのものが多くありません。全体の利用状況を考慮してできる限り充実していきます。
他市の本を借りることはできますか。大型紙芝居等を借りることはできますか。
県内の公共図書館でしたら「相互貸借」という制度で、本・紙芝居・雑誌については相手館の了承が得られれば借りられます。大型紙芝居・大型絵本も同様です。
平塚市図書館は県内でも大型紙芝居や大型絵本を多く所蔵していますが、未所蔵のものがありましたら、リクエストをお出しください。可能な限り提供できるように努力します。
また、平塚市にお住いの方は、近隣市町(伊勢原・秦野・大磯・二宮・茅ヶ崎・厚木)の図書館を直接利用することができますので、氏名・住所などを証明する「保険証」や「免許証」等をご持参のうえ、ぜひご利用ください。
図書館から本を借りているが、協議会の事業を行うには貸出期間が短い。
貸出期間については、団体貸出をご利用いただくと移動図書館書庫の本が3か月間借りられます。協議会として団体登録をしていただければ利用可能です。
その他、小・中学校と市図書館の連携を深めるための「調べ物用」「読み語り用」の2種類のカードがございます。利用対象は学校です。詳しくは各図書館の児童サービス担当職員にお尋ねください。
図書館の職員が絵本の読み語りなどの講師をしてくれると聞きました。どのようなものをしてくれるのですか。
現在、図書館職員を講師として派遣している講座は、「読み語りの基本」「本の補修」「著作権」「ブックトークの基本」などです。
ご希望の講座がありましたら、実施を予定している時期の1か月前までに図書館にお問合せください。いくつか挙げていただいた候補日時の中で調整し、講師を派遣します。
会場は図書館、またはご用意いただいた場所(学校や公民館など)でも結構です。
※講師派遣依頼文書をダウンロードできます。
講師派遣依頼文書(PDF 151KB)
小学校高学年の子どもが絵本を読んでほしいと言っています。もう大きくなったので、自分で読むようにしたいが、どうしたらいいですか。
子どもは成長するにつれて分かる言葉が増え、自分で本が読めるようになります。
しかし、本が読めること=内容が分かることではない場合があります。文字を読み上げることができても内容が理解できないと、「本はつまらないもの」と思ってしまいます。
特に、小学校中学年・高学年になって「大きくなったのだから自分で読みなさい」と、読み語りをやめてしまうことで、子どもが本を読まなくなることがあります。子どもが読んでほしいと言っている間は、本の読み語りをぜひ続けてください。
なお、本に対象年齢が書かれていることがあります。これは、出版社がつけた目安ですので、この年齢でなくては読んではいけないというものではありません。この表示は選ぶ際の参考にする程度にして、子どもが読みたいというもの、聞きたいというものを選ぶ方がよいでしょう。子どもが読んでほしいという本は対象年齢にとらわれずに、ぜひ読んでみてください。
他に読んでほしい本がある場合は、何回かに1回、「私が好きな本を読んでもいいかな?」と読んでみたり、子どもが自分で選べるようにブックトークなどでいろいろな本を紹介したり、手に取れるように本を置いておく方法などがあります。
図書館だよりなどにおすすめの本の表紙の写真を載せたいのですが、注意することはありますか。
本のコピーや表紙・本文などの掲載については、著作権法という法律で決められています。2010年1月の法改正により、本の表紙の写真を図書館だよりなどに使う場合は、その学校の図書室で所蔵しているものであれば出版社や著者などの「著作権者」に許可を取らずに掲載できます。 ただし、
(1) 表紙は全部掲載する(絵だけを取り出すなどのトリミングをしない)
(2) 書名・著者名・出版社名をすべて掲載する
この2つが条件となります。
図書館で借りていた本のページが切れてしまいました。セロハンテープで貼って返してよいですか。
平塚市図書館では、専用のテープ、糊で本の修理をしています。ページが取れたり破れたりした場合は、そのまま返却の時に図書館職員にお知らせください。
セロハンテープは時間が経つと茶色く変色し、糊の部分がはがれてしまうので、修理には向いていません。
学校図書館の本などの場合は、借りた図書館に確認をしてください。 また、本の補修のしかたページでも詳しく紹介していますので、ぜひご利用ください。